近年では女性のプログラマも増えてきました。女性プログラマとしてすでに活躍している、これからキャリアスタートさせるのであれば、キャリアパスのことも考えないといけません。なぜならば、女性プログラマの場合、結婚や出産というライフイベントの訪れる可能性が高いからです。女性は、結婚や出産、育児のために一時的に職場から離れないといけなくなる可能性があります。職場を離れて、職場復帰する際にブランクをどう埋めるかという課題も出てきます。
女性がプログラマとして、ずっと活躍し続けるのは難しいところもあります。そこで一つの選択肢として、ある程度プログラマーとしての経験を積んだところでキャリアチェンジする方法です。おすすめなのは、システムエンジニアへの転身です。システムエンジニアの場合、将来的には管理職として仕事のできる可能性があります。クライアントから要望を聞いたうえで、それを自分のチームスタッフに説明して案件を動かしていく役割です。女性は男性と比較して、コミュニケーション能力にたけた人が多いといわれています。管理職に昇進すれば、その能力をいかんなく発揮できるでしょう。
また結婚や出産で職場を離れなければならない場合、フリーランスとして独立するというキャリアパスを選択する方法もあります。最近ではリモートワークもかなり普及しています。在宅であれば、出産や育児の合間を縫って仕事をすることも可能でしょう。納期さえ間に合えば、勤務時間帯なども自由です。これなら家事や育児との両立もしやすいのではないでしょうか？